シャーリー
10 08, 2014

「シャーリー」より、シャーリー・メディスン。
気にはなっていた作品ではありましたが、AmazonのKindle本セールで見かけたのを期に購入。
読後、その素晴らしさに落書きしてしまったものです(笑)
(Twitterで上げたものにちょっと加筆しています。)
お話としては、100年ほど前のイギリス舞台に女主人とメイドさんの日常的な生活を描いたほのぼのとした作品。現在2巻まで。
ただ、1巻発売と2巻発売の間に10年以上のリアル年月が経っていて、絵柄の変化がすさまじいです。
高いデッサン力や読みやすい話の流れなども魅力なのですが、何より「このジャンルが好きなんじゃあああ!」という気持ちが、造詣の深さからくる拘りと丁寧なタッチにより圧倒的な説得力を以って伝わってくる表現には、ちょっとした衝撃がありました。
特に「シャーリー」は、森薫先生の同人作品が起点ということもあり、「愛でる」という表現がピッタリな程の趣味全開の愛情に溢れています(笑)
僕は漫画は描けませんが、描くとしたらこういうタッチの作品を描きたい。
そう思わせるほど素晴らしい作品でした。
3巻が出るのはいつになることやら(笑)
ちなみに、すっかりハマってしまって、「エマ」も読み始める始末。
こちらはちょっと雰囲気が違って、スケールが大きく、恋愛映画的な作品という印象です。
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