Evoken Fest 2017

09 05, 2017
evokenfest2017

9/3、大阪の江坂MUSEにて行われました「Evoken Fest 2017」の大阪公演を見に行ってきました。
いわゆる「クサメタル」ばかりが6バンドも集うフェスで、ほとんどが初来日のバンドばかり。
チョイスされたバンドのレアさ、また、江坂という車で20分程度でつく近い会場でしたので、本当に見に行かない理由が見つからない(笑)、そんなイベントでした。

江坂MUSE自体は古めなライヴ会場で、写真を見たらわかるように壁が木造。
ただ、想像以上に広く、お金のかかった会場にはさすがに敵わないと思うけど、音自体もそんなに悪くは無い印象でした。
耳栓をしていたせいもあるかもしれませんが、全体的にマイクの音量が小さく感じたので、もうちょっと音量を上げてもよかったかなぁと。

開場後、場所の確保を優先していたので、物販には最初並ばず、真っ先にステージ前へ。
そこからメインアクトのFREEDOM CALL、サブメインのTWILIGHT FORCEが大体1時間10分、その他のバンドが50分というタイムテーブルで、6時間の長丁場は本当に大変でした。
会場までの時間も含めれば、ほぼ7時間その場で立ちっぱなしになるので、トイレとかが心配されましたが、会場で1.5リットルほどの水分を摂取してもトイレに行こうとは思わず、持ちこたえることはできました。
水分は全部汗で出てしまったんでしょうね。

ちなみに当初はGLORYHAMMERが出る予定でしたが、スケジュールの関係上キャンセルとなり、代わりにCELLADORが来ることになりました。
GLORYHAMMERはかなり見たかったけど、まぁ仕方が無い。

以下、それぞれのバンドの感想をば。

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TEMPERANCE

イタリアの紅一点女性ヴォーカルのいる、モダンなメロディックメタルバンド。
NIGHTWISHとAMARANTHEを合わせたような音楽性がベースと個人的には思っているので、メロパワ、メロスピバンドが揃う中ではやや異質です。
でも、メロディのしっとりした質感は心地よく、メタルコア的な格好良さと色んなジャンルを取り込む実験的な精神が面白い魅力的なバンドです。

まず、女性ヴォーカルの人が綺麗で、顔小さい!(笑)
対して、演奏隊がイタリアらしく濃い目の雰囲気の男たちなので、余計に女性ヴォーカルの人が際立つというか(笑)
そんな男性陣、演奏面では思った以上にテクニカルさを押し出してきていて格好良かったです。
ただ、どのメンバーも実力的にはとてもよかったけど、もっと良い環境でライヴを行えばもっと冴えただろう音楽性と思うので、ちょっと惜しいですね。
オープニングとしての掴みはバッチリでした。

POWER QUEST

イギリスのメロスピバンドで、かのDRAGONFORCEとは分家的な兄弟バンドになるけど、その辺り忘れられてそう(^-^;
スピードを追求してきたDRAGONFORCEとは違い、こちらは鍵盤が中心人物ということもあり、AORにも通じる柔らかなクサメロが特徴。
この辺からフェスとしてのギアが入ってきます(笑)

5,6曲のセットリスト中、発売前の新曲も2曲やったっぽいので相対的に過去作からの選曲が少なめ。
「やってほしかったあの曲」の多くがスルーされてしまいましたが、新曲は初期を彷彿させるナンバーでよかったです。

新任だろうVoの人がかなりコミカルな人で、楽しいステージでした(笑)
自分はペットボトルの水(蓋なし)を貰ったりしました(笑)
他のメンバー、特にリーダーの鍵盤の人がステージが終わってからも楽しそうに客と触れ合ってる姿から、よほど来日が嬉しかったんだろうなという印象を受けました。
ちゃんとしたセットリストでまたちゃんと観たいですね。

CELLADOR

キャンセルとなったGLORYHAMMERの代わりに来日となったアメリカのメロスピバンド。
DRAGONFORCEっぽいスピード感溢れる1stから色々困難があった末、ようやく11年ぶりに今年2ndを発表しました。
唯一の過去のラウドパークで来日経験があるバンドですが、リーダー(Vo/G)の人以外、メンバーは当時から多分一新されてると思います。

ベース音をかなり効かせた音バランスで、ゴリゴリした勢いで魅せるステージは、最も特徴的なプロダクションでした。
ただ、途中アンプ交換するほどの機材不備のアクシデントが・・・。
機材が無事なメンバーで何とか即興の演奏で場を持たせたりと、不運なバンドというイメージがさらに深まりそう・・・(^-^;
一部メンバーがステージ慣れしてない印象もありましたが、メンバー間は仲の良い感じで助け合っていました。

しかし、リーダーの人の腕の筋肉が凄いですね・・・。
他のメンバーが比較的細いので、尚更そう感じます(笑)

DERDIAN

イタリアの劇的なシンフォニックメタルバンド。
今回の来日に際して初めて音楽に触れましたが一発で気に入り、結果フェスの中でも1,2を争う期待を持つことになったバンドです。
現在Voが不在な状態ですが、このツアーに限ってお気に入りだった前任を呼び戻して参加という、最高のお膳立てっぷり。

セットリストも文句なく、悶絶級のクサメロの嵐に自分のボルテージは、このバンドの時が最高潮だったと思います。
メンバー6人、身体の大きい人が多くて若干窮屈さもあったものの、満足のいくステージを見せてくれました。
メインアクト扱いじゃないのが本当に残念。
あと、ゴツい声のバックコーラスも誰が歌ってたのか判明してよかった(笑)

前任Voの人は、髭面のイケメンで、日本を意識してか腰にNARUTOのストラップ付けてました(笑)
縦横無尽に動き回るパフォーマンスも格好良く、何でこの人止めちゃったんだろうって思うぐらいに魅力的な人でした。
ちなみにライヴ中に2秒ぐらい握手できたのも嬉しかったです(笑)
是非次のアルバムには復帰してほしいところですけどね・・・。

TWILIGHT FORCE

スウェーデンの「コスプレ系」エピック・シンフォニックメタルバンド。
会場ではこのバンドを目当てにした層が多そうで、一番の盛り上がりを見せてました。

メンバーそれぞれが、人間の戦士やウォーロック、エルフ等のキャラを演じ、それに準じた格好でステージ上に現れ演奏するのは、前に見たFINNTROLL以来の衝撃です(笑)
ショーとしての華やかさは、ダントツでこのバンドがトップかなと思います。
エルフとハーフエルフの金髪ギター二人が特に華やかで、途中ベースの人をキックして弄ってたり、鍵盤のウォーロックの人がストーリーテラーとして良い味を出してたり、キャラを作りこんでるなぁと感心しっぱなしでした。

一方で、キャラクター人気が先行し、楽曲面でやや追いついてないイメージもあるバンドなので、初期RHAPSODYクラスの名盤でも出れば、もの凄いバンドになるんじゃないかなと思います。
今後に期待したいですね。

そういや、ドラムの人がどこか怪我してたっぽく、タオルに付いた血が痛々しかったです。
まぁ、ストレングスの数値がメンバー中一番低いので仕方ないですかね・・・(^-^;

FREEDOM CALL

メインアクトであり、最後のトリであるドイツのベテランメロパワバンド。
HELLOWEEN直系の音楽性で、かつ発売されているアルバム数も2桁にいっているにも関わらず、一度も来日がなかった辺り、本当に不思議で仕方がないのですけど、タイミング的になかなか機会がなかったのでしょうかね。
今回のフェスでの期待値ではDERDIANと並ぶトップで、結果をいえば、ベテランらしい他のバンドと格の違う安定したパフォーマンスで大満足でした。

セットリストとしては最新作からの選曲が多め、あとは各アルバムからバランスよく選曲という具合で申し分なし。
気分を高揚させる勇ましい楽曲の数々が非常に格好良く、体力的にかなり消耗している状態だったのですけど、引っ張っていってくれるベテランの頼もしさは本当に有難かったです。
途中アコギのパートが入ったり、客の持っているスマホのライト機能(アプリ?)をペンライトのように使わせたり、極めつけは旭日旗の柄に「メタルの優勝」と日本語で書かれた超ダサいTシャツを着たり(笑)と、最後まで飽きさせない演出満載でございました。

あとトークが多く、メンバー達の気さくな性格を十分に感じ取れることができました。
まぁ、英語はふわっとしか判らないんですけどね(^-^;

次はちゃんと体力の残ってる状態で堪能したいものです。

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以上、ざっくり各バンドの感想を書いてみました。

全バンド終了後、急いで物販の方に行ってみましたけど、案の定欲しいものはほとんど売り切れてしまってました。
辛うじてPOWER QUESTのTシャツを買えたぐらい。
POWER QUESTのCDとDERDIANのシャツも欲しかったなぁ・・・。

この中でどれだけのバンドが再来日できるか、予想も付きませんけども、1つでも多く再来日できたら嬉しいですね。
特にDERDIANやPOWER QUEST辺りは時間も短かったこともあり、物足らないのでしっかりしたセトリでもう一度見たいものです。
来年もこういうフェスがあったらいいなぁ。


 ■ 今日のBGM :No.1019
Master Of Light ('16)【GER】
Master Of Light ('16)
FREEDOM CALL
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